HOME10.電力・エネルギー |エクソン・モービル、サハリンⅠで34億㌦(約4400億円)の損失計上。「影響は軽微」。「ネットゼロ」計画で、陸上CCS事業等を拡大、同社の世界排出量の4割回収を目指す(RIEF) |
EXキャプチャ

  米エクソン・モービル(Exxonn Mobile)は29日、今年1~3月(第一四半期)の決算を発表、ロシアのサハリンⅠ事業からの撤退に伴い、34億㌦(約4400億円)の損失を計上した。ただ同社はサハリンⅠの生産量は同社の世界全体の生産量の2%未満に過ぎず、同期の純利益は、ウクライナ情勢による原油価格上昇の影響で前年同期比倍増の54億8000万㌦となったと説明。「2050年ネットゼロ」に向け、ブルー水素開発、CCS拡大、再生可能エネルギー事業推進等の「脱炭素戦略」を強化するとしている。

 

 (写真は、エクソンCEOのダレン・ウッド(Darren Woods)氏)

 

 サハリンⅠ撤退に伴い、同事業で契約していた売り手先への出荷義務を免れる……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン