フランスのエネルギー大手「トタルエナジーズ(Total Energies)」は6日、ロシア北極圏のハリャガ(Kharyaga)油田から撤退すると表明した。保有する20%の権益全てを筆頭事業者のロシア石油会社ザルベジネフチ(Zarubezhneft)に譲渡する。譲渡金額等は明らかにされていないが、サハリンⅡ事業でロシア政府が日本企業に対して、保有分の無償譲渡を求めているのとは対照的だ。
(写真は、ハリャガ油田の光景)
トタルはハリャガ油田の運営に、ノルウェーのエネルギー大手エクイノールとともに、これまで20年以上、関わってきた。以前は同油田の筆頭事業者だったが、2016年に権益の一部をザルベジネフチに売却……
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