米テスラの第二四半期（4～6月）でのカーボンクレジット収入が3億3300万㌦（約453億円）となり前期比49％減少した。全米新車販売全体が前年同期比20.4％減だったことを反映した。米国ではカリフォルニア州を中心に、一定比率のゼロエミッション車の販売を義務付ける州規制によって、ガソリン車等の内燃機関（ICE）自動車メーカーは、電気自動車（EV）メーカー等からクレジットを購入する必要がある。テスラの年間クレジット販売収入は2021年には15億㌦（約2000億円）に達し、一定の収益源となっている。

 

　テスラの第二四半期のカーボンクレジット収入の粗利益に占める割合は1.7%で、前期の2.9%から約4割減だった。前期のクレジット収入は6億7900万㌦。全米の新車販売台数は、半導体のほか部品供給……

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