HOME13 原発 |ロシアからのエネルギー輸出減の影響で、ドイツの脱原発政策を来春まで延長する案が浮上。「脱期限」が30年の石炭火力シフトか、原発一時延長か。ショルツ政権の判断問われる(RIEF) |
EON001キャプチャ

 

  対ロシア経済制裁に対抗するロシアの天然ガス輸出削減の影響を大きく受けているドイツでは、「脱」宣言をしている原発と石炭火力への政策変更を巡る議論が起きている。その中で、原子力産業のロビーグループ企業が年内で全原発停止という現行方針を、冬のシーズンが終わる来年春まで延長する案を提案した。政府の「脱原発政策」をギリギリ維持しつつ、今冬のエネルギー対策に残る原発3基を限定稼働させて凌ごうというものだ。

 

 (写真は、年末までに閉鎖が予定されているEON SEの原発)

 

 提案をしたのは、Kerntechnik Deutschland(原子力技術ドイツ)。同社のスポークスパーソンNicolas Wendler氏の発……

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