フランスのエネルギー大手トタルエナジーズは26日、ロシアのガス大手ノバテクと手掛けてきた共同合資会社テルネフテガス(Terneftegaz)の株式49%を、9月にノバテクへ売却することで契約を結び、ロシア政府の合意を得たと発表した。売却金額は明らかにしていないが「投資残高を回収できる条件」としている。トタルは今月初めには北極圏のハリャガ(Kharyaga)油田からの撤退も決定している。サハリンⅡ事業でロシアへの出資継続を選択する日本の三井物産、三菱商事と対照的な動きだ。
(写真は、トタルエナジーが撤退を決めたロシアのテルネフテガス事業)
トタルエナジーズは7月18日にノバテクとの間で合弁解消で合意、ロ……
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