HOME10.電力・エネルギー |今年第二四半期の世界のカーボン回収利用貯留(CCUS)事業の計画事業、ほぼ年10億㌧(CO2削減量)に拡大。米国が突出。カナダ、英国、ロシアが続く(RIEF) |
canadaccusキャプチャ

 

  化石燃料等から排出されるCO2を回収利用貯留するCCUS事業への企業の取り組みが本格化し始めている。今年第二四半期時点で、世界中で50以上の新規事業の開始が宣言され、計画中の事業を合わせると回収されるCO2量は年間9億500万㌧に達し、10億㌧に迫る勢いだ。米国での取り組みが最も積極的だ。ただ、2050年のネットゼロを達成するには、現在の回収能力を7倍に引き上げる必要があるという。

 

 (写真は、カナダのAlberta Carbon Trunk Line (ACTL)のCCUS事業)

 

 CCUSの実態調査は、英調査コンサルのWood Mackenzie社が「CCUS Market U……

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