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東電リニューアブルパワー(RP)。3度目のグリーンボンド発行。300億円。資金使途は、これまでの太陽発電事業から、水力、洋上風力事業等へ再エネ事業範囲を拡大へ(RIEF)

2022-09-08 23:12:03

Tepcoキャプチャ

 

 東京電力ホールディングス子会社で再生可能エネルギー事業を手掛ける東京電力リニューアブルパワー(RP)は8日、再エネ事業の開発、建設等の事業への新規投資および既存事業のリファイナンスのための資金調達として、グリーンボンド300億円を発行すると発表した。同社のグリーンボンド発行は3度目。

 

 新たに発行するボンドは、期間5年、利率は0.085%。資金使途は、水力発電や洋上風力発電の開発事業等を想定しているとしている。同社は2021年9月に第一回グリーンボンド(100億円)を発行、今年3月に同額の第二回ボンドを発行している。今回は発行額を300億円に引き上げた。

 

 主幹事は、みずほ証券、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、大和証券、しんきん証券の各金融機関。グリーンボンドフレームワークについて、DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパンがICMAのGBP(グリーンボンド原則)への適合を評価するセカンドオピニオンを付与している。

 

 同社は東電グループで再エネ電力開発に特化している。これまで太陽光発電事業では、2011年8月に運転を開始した川崎市の浮島太陽光発電所(出力7000kW)をはじめ、3つのメガソーラー発電所を保有している。カーボンニュートラル実現に向け、太陽光発電だけでなく、水力発電や洋上風力発電等の再エネ事業を拡大する方針。

https://www.tepco.co.jp/rp/about/company/press-information/press/2022/1663834_19899.html