HOME10.電力・エネルギー |電力卸売取引のエネチェイン社(東京)。非化石証書取引をオンライン化する「環境価値取引所(eSquare for GX)」開設。J-クレジットや海外クレジット等の取引拡大目指す(RIEF) |
Enechain001キャプチャ

 

 電力卸売取引のenechain(エネチェイン、東京)は、環境価値の非化石証書のオンラインで取引できる環境価値取引所「eScuarefor GX」を開設したと発表した。同取引所では、非化石証書のほか、今後、J-クレジットや海外の自主的カーボンクレジット(VCM)等も扱うという。クレジットを対象とした市場化は東京証券取引所のほか、SBIホールディングスとアスエネ社による市場開設がそれぞれ今秋にも予定されており、日本国内でも「脱炭素」に向けた市場間競争が動き出すことになる。

 

 エネチェインは、電力先渡し取引の大手企業。今回設立した「eSquare」は、当面は、再エネ発電から創出される環境価値の取引に特化する。同社が扱った最近の環境価値取引としては、ユーラスエナジーホールディングスが風力発電所……

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