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米誌の“100人” 南相馬市長ら。菅でも孫でもない(NHK)

2011-04-22 16:03:39

桜井勝延・南相馬市長を選んだタイム誌

アメリカの週刊誌「タイム」が選ぶ、ことしの「世界で最も影響力のある100人」が発表され、このうち日本人としては、東日本大震災の被災地から、福島県南相馬市の桜井勝延市長と、宮城県南三陸町の志津川病院の菅野武医師の、2人が選ばれました。




桜井勝延・南相馬市長を選んだタイム誌


タイムは毎年、「世界で最も影響力のある100人」として、世界の指導者や文化人などを独自に選んでおり、21日、ことしの100人を発表しました。このうち日本人は2人で、いずれも東日本大震災の被災地から、福島県南相馬市の桜井勝延市長と、宮城県南三陸町の志津川病院の菅野武医師が選ばれました。桜井市長について、タイム誌は、インターネットの動画サイトにメッセージを投稿し、福島第一原子力発電所の事故への政府や東京電力の対応を批判し、孤立する被災者への支援を訴えたことが、世界の共感を呼んだと指摘しています。また、菅野医師についても、津波で壊滅的な被害を受けた病院で、2日後に最後の患者が救助されるまで患者の治療を続け、避難したあとに妻の出産に立ち会うまでを紹介しています。「世界で最も影響力のある100人」には、2人のほか、オバマ大統領とミシェル夫人や、ミャンマーの民主化運動の指導者、アウン・サン・スー・チーさんらも選ばれています。