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作業被ばくの総量16倍 福島第1原発事故1年で(東京新聞)

2012-07-26 07:21:58

東京電力福島第1原発で事故が起きた昨年3月から今年2月末までの1年間に、同原発で作業した人の被ばく線量の総量である「集団被ばく線量」が、事故前の通常の年の約16倍に上ることが25日、東電の集計で分かった。

 同原発では高線量の場所が相次いで見つかっており、廃炉に向けロボット導入など作業被ばくを抑える態勢整備が課題になりそうだ。また、一部の作業員が、線量計を鉛板のカバーで覆い線量を偽装したケースも発覚しており、正確な被ばく線量の把握も求められる。
(共同)