(写真は、送電網に接続された福島・大熊町の「大熊町ふるさと再興メガソーラー事業」)
東日本大震災と原発災害からの産業基盤の復興を目指して、地元企業や東邦銀行等が出資して設立した福島送電会社(福島市)が、県内で開発した太陽光発電と風力発電の再エネ電力用の専用送電網が完成した。 2016年度以来、開発工事に取り組んでおり、7月末で送電線延長網86.02kmと関連施設をすべて整備し終わったとしている。すでに11の太陽光発電と1つの風力発電と連携し、合計24万kW強の再エネ電力の送電を行っているという。
福島県内では、原発事故後に、「脱原発」の象徴として汚染地域を含めて太陽光発電事業を中心に再エネ発電設備が開発されている。これらの再エネ電力を……
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