HOME |英国スコットランドで開発する洋上風力発電電力をイングランドに送る新規の高圧直流送電ケーブル(ASTI)計画。総延長500km。うち9割近くは海底ケーブル。年内に着工開始(RIEF) |
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写真は、AMTIの先行事業であるEGL2の工事関係者=EGLS2のサイトから)

 

 英国のスコットランドの北海で開発する洋上風力発電の電力を、英国イングランド地域へ高圧直流送電網(HVDC)で高速送電する新たな送電網の建設第一弾が年内にも始まる。全長500kmのうち大半は海底ケーブルとし、残りの地上部分も地下埋設とする。ケーブル敷設投資額は34億ポンド(約6500億円)。最小限のコストでエネルギーシステムをアップグレードし、数百万人の消費者に再エネ電力へのアクセスを提供するとともに、送電容量の増強で、強風時等の出力制御による発電事業者への補償負担を15億ボンド(約2800億円)節約できるという。日本政府も東北や北海道での洋上風力発電開発に力を入れているが、送電能力の確保は大丈夫なのか。

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