(写真は、タタ・スティールの鉄鋼設備=同社サイトから)
インド最大の鉄鋼メーカーであるタタ・スティール(ムンバイ)が、小型原子力発電所(SMR)の電力を使った「グリーン鉄鋼」の製造計画を打ち出し、話題を集めている。インド財務省は7月に公表した連邦予算でインド版のSMRである「Bharat Small Reactors(BSR)」の開発のため民間との連携を打ち出しており、これと連携する。タタ・グループはこれまでも原子力局と原発エンジニアリング等で協働している。SMRは鉄鋼所などの企業の工場内に併設が可能。発電したCO2フリー電力で「グリーン水素」を製造、既存の高炉での水素還元による鉄鋼生産を継続することを目指す方針とされる。
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