
2050年に向けて原子力の発電量を現在の3倍に引き上げることを目指す原子力業界等による「ネットゼロ・ニュークリア・インダストリー・プレッジ(NZNIP)」に、電力利用大手のグーグル、アマゾン、メタなどの業界横断的な大手企業等14社が、「支援の誓約」を行った。米・ヒューストンで始まったエネルギー分野の国際会議「CERAWeek2025」で公表された。これらの大口電力利用企業は、グローバルにデータセンターやAI活用による電力需要の増大が見込まれる中で、稼働中にCO2を排出しない原発による電力供給増への支援を明確にしたことになる。
NZNは、IAEA(国際原子力機関)や世界原子力協会(WNA)などが温暖化対応としての原発利用を促進するために立ち上げた国際団体。2023年にドバイで開かれた国連気候変動枠組み条約第……
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