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原発作業員が死亡 福島第1で5例目(各紙)
2012-08-22 20:50:03
各紙の報道によると、東京電力は22日、福島第1原発内で作業員の50代男性が死亡したと発表した。同男性は作業中に意識を失い、心肺停止状態のまま、福島県いわき市内の病院に搬送されたが、同日午後、死亡した。
東電は「現時点では倒れた原因は分からない」としている。東電によると、原発事故作業員の死亡は、今回が5例目。男性は午前9時すぎから、防護服とマスクを着けて汚染水貯蔵タンクの増設工事に従事していた。ところが同50分ごろに体調不良を訴え休んでいたが、同10時35分ごろ、意識不明の状態で、倒れているのを別の作業員が発見した。男性は昨年8月から同原発で働き始め、この日の被ばく線量は0・03ミリシーベルト。累積の被ばく線量は約25ミリシーベルトだったという。