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JFEエンジニアリング、ミャンマーでごみ発電検討 (各紙)

2012-08-23 13:20:46

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 各紙の報道によると、JFEエンジニアリングはミャンマーで、都市ごみを燃やしたときの廃熱などを利用する廃棄物発電について事業化可能性調査を始めた。ごみの種類などを調べ、ニーズに合った効率の良い処理手法を選定、事業採算性を検討する。2013年度末までに提案をまとめ、ミャンマー市場の開拓を目指す。




 ごみに含まれるプラスチックやビン、金属の割合などを調べ、燃焼や発酵に適しているかを検証する。生ごみをメタン発酵したときに出るガスを使った発電や、廃棄物焼却による電力の需要があるかも調べる。ごみ処理の受託や売電による収入と、ごみ収集やプラント運用でかかる費用を分析し採算性を検討する。




 日本企業のプラント輸出支援を狙う環境省からこのほど調査を受託した。結果をもとに、同社もミャンマーでの事業化を検討する方針。プラントの設計・調達・建設(EPC)事業の受注を狙う。発電プラント運用への参画の可能性も探る。