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福島県内20市町村に会員派遣 日本原子力学会(福島民友)  

2012-09-02 16:43:12

日本原子力学会(野村茂雄会長)は、東京電力福島第1原発事故に伴う福島県支援として、汚染状況を重点調査する福島県内41市町村のうち放射線の専門家を確保できていない20市町村に会員を派遣する。1日、「福島特別プロジェクト」の初会合を福島市で開き、決定した。

 除染で出る汚染土壌などの仮置き場や中間貯蔵施設についても、周辺の安全確保策や廃棄物の容量を減らす技術を政府に提言する。
 初会合は冒頭のみ公開された。終了後に記者会見したプロジェクト代表の田中知前会長によると、福島県を通じて派遣要請があった20市町村それぞれに学会員を、担当制で派遣する。
 派遣会員は市町村が開く放射線関連の住民説明会やシンポジウム、除染講習会などにボランティアで参加、放射線が健康に与える影響などを説明し、住民の不安解消を目指す。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0902/news1.html