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大飯原発差し止め11月にも提訴 福井県内の住民ら80人(共同)

2012-09-05 19:17:55

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7月に再稼働し、営業運転中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを求め、福井県内の住民を中心に約80人が11月にも、福井地裁に提訴することが5日、分かった。

 原発14基が立地する福井県の住民を中心とする原発訴訟は、高速増殖炉原型炉もんじゅ差し止め訴訟以来となる。

 訴訟では、国の安全、耐震指針の不備が東京電力福島第1原発事故で明らかになったと指摘し、これまでの安全性の前提に誤りがあったと主張する。大飯原発敷地内を走る断層(破砕帯)について、専門家が活断層の可能性を指摘したことにも触れる。

 提訴するのは、福井県内を中心に、大阪府や石川県など20~80代の市民。ツイッターや口コミで参加を呼び掛け、今後さらに原告を募る。

 弁護団に入る予定の笠原一浩弁護士は「裁判所は時代に合った正しい見解を持ってほしい」と話している。

 

http://www.kyodonews.jp/feature/news05/2012/09/post-6626.html