HOME10.電力・エネルギー |環境省、福島県に中間貯蔵施設説明 福島県「疑問点解消せず」(各紙) 原発事故で心身両面で傷ついた地域に、長期被爆リスクのある施設を受け入れろと迫るのは、普通に考えてひどい。沖縄と同じ「国の棄民政策」だ! |

環境省、福島県に中間貯蔵施設説明 福島県「疑問点解消せず」(各紙) 原発事故で心身両面で傷ついた地域に、長期被爆リスクのある施設を受け入れろと迫るのは、普通に考えてひどい。沖縄と同じ「国の棄民政策」だ!

2012-09-14 14:48:03

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各紙の報道によると、環境省は14日、東京電力福島第1原子力発電所の事故に伴う除染作業で生じた汚染土などを保管する中間貯蔵施設について、概要や候補地の選定理由などを福島県庁で県に説明した。


 環境省の奥主喜美大臣官房審議官らが同日午前、福島県庁を訪れた。本体の貯蔵施設に加え、焼却施設やモニタリング施設などを設けることを説明。8月に示した双葉郡内の12カ所の候補地を、地形などの理由で選定したことも伝えた。




 これに対し、県の荒竹宏之・生活環境部長は「今日の説明では疑問点は全く解消できない」と不満をあらわにした。




 このほか、環境省側は中間貯蔵施設に放射性物質を含む汚染土を搬入してから30年以内に「福島県外」で最終処分を完了するとしている方針について、今後法制化するとあらためて説明した。




 同省は選定理由などを双葉郡8町村にも順次説明するとしているが、同様の反発が予想される。