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２０１２年の太陽電池市場、金額ベースで２５％減－富士経済調べ（日刊工業）

2012-09-18 11:50:30

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富士経済（東京都中央区、阿部界社長、０３・３６６４・５８１１）は、２０１２年の太陽電池の世界市場が金額ベースで１１年比２５％減の３兆２０９億円に落ち込むとの調査結果をまとめた。
　出力ベースでは太陽電池導入の優遇政策を進める中国の需要増などで２１％増の４万１０５メガワットに増える見通し。だが、最大市場である欧州での需要冷え込みに伴う在庫増加に加え、製造コスト減による太陽電池の価格下落が影響するとした。


　３０年の世界市場は日照条件が良いアフリカや中東、南米、東南アジアなど新興国での需要増を見込む。金額ベースで１２年予測比５１％増の４兆５５２０億円になると予測した。出力ベースでは同３・２倍の１２万８６００メガワットになる見通し。国内市場は固定価格買い取り制度（ＦＩＴ）施行に伴う需要増で、１２年に前年比１４％増の２５００億円に達する見込み。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0820120918cbai.html