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ウエスト、メガソーラー用地発掘 債権回収会社と提携(各紙) ブラウンフィールド(懸念地)の有効活用だね

2012-09-28 18:23:03

不良土地の有効活用
不良土地の有効活用


各紙の報道によると、太陽光パネル施工大手のウエストホールディングスは、債権回収業の山田債権回収管理総合事務所と提携し、メガソーラー(大規模太陽光発電所)用地を発掘する。広く割安な土地を狙った競争が激化、経営不振の企業が抱える遊休地などをメガソーラー建設地として有効活用する。


 返済猶予などで支援する中小企業金融円滑化法が来年3月に終わるため、経営難に伴う土地の処分や、土地の担保が付いた債権の売却などが増えると判断。計画が頓挫したゴルフ場用地や工場跡地など、債権回収の過程で見付けた1万平方メートル以上の土地をメガソーラーの建設地に転用する。

 




 ウエストは土地を購入するか賃借して太陽光発電設備を設置し、地元の電力会社に売電して収益を確保する。メガソーラーは発電能力1000キロワットの場合で1万~2万平方メートル程度の土地が必要なため、割安な土地の争奪戦が激しくなっている。