HOME10.電力・エネルギー |汚染土壌:「福島県外処分」長浜環境相、特措法改正を検討(毎日) 県外のどこに持っているかを決めないと、持っていけない |

汚染土壌:「福島県外処分」長浜環境相、特措法改正を検討(毎日) 県外のどこに持っているかを決めないと、持っていけない

2012-10-02 21:46:49

naganama232-3
長浜博行環境相兼原発事故担当相は2日、毎日新聞などとのインタビューで、東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染土壌などの最終処分に関し、政府が閣議決定した「30年以内に福島県外で最終処分する」との方針を盛り込むため、放射性物質汚染対処特措法の改正を検討する考えを示した。

 長浜氏は「特措法を見直す形で書き込み方があるかどうかの検討はできる」と述べた。福島県側には、汚染土壌などを一時保管する中間貯蔵施設が「そのまま最終処分場となるのでは」と懸念する声がある。このため同法に「県外処分」を明記することで、地元の懸念を払拭(ふっしょく)する狙いだ。

 政府は8月、大熊、双葉、楢葉3町の計12カ所を中間貯蔵施設の建設候補地とし、現地調査の実施を提案したが、地元は回答を保留している。

 

http://mainichi.jp/select/news/20121003k0000m010081000c.html