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安倍総裁 福島第1原発視察も…被災者からは冷ややかな声(スポーツニッポン) 福島で「原発推進」を明言するほど厚顔ではないようだが

2012-10-04 06:39:25

福島第1原発周辺の首長らから提出された要望書を受け取る自民党の安倍総裁(左)=3日夕、福島県楢葉町のJヴィレッジ
自民党の安倍晋三総裁は3日、東京電力福島第1原発を視察した。7日に予定している野田佳彦首相に先んじた形。視察後、記者団に「復興のスピードが遅すぎる。真の意味での政治のリーダーシップが必要だ」と述べ、早期に政権奪還し復興政策を進める決意を強調した。

福島第1原発周辺の首長らから提出された要望書を受け取る自民党の安倍総裁(左)=3日夕、福島県楢葉町のJヴィレッジ




 次期衆院選を見据えた全国行脚の一環で、第1弾として東日本大震災の被災地を選んだ。第1原発は安倍氏が強く希望、原発事故対策に積極的に取り組む姿勢をアピールする狙い。これに先立ち、原発事故の被災者らが住む福島県相馬市の災害公営住宅などを訪問した。

 被災者らは突然の「アピール合戦」に冷ややかで、事故対応の拠点「Jヴィレッジ」で安倍氏を見送った作業服姿の男性は「入れ代わり立ち代わり、政治家がやってきて大変。機材でも現場に持っていってほしい」と皮肉った。

 
 http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012100301001655.html