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海外に「2030年15%」と説明した経産官僚達(古賀ブログ)
2012-10-12 21:33:36
北欧のある大使館関係者から驚くべき話を聞いた。大使がエネルギー関係の有識者を招いて開いた会議でのこと。
そこに参加していた経産省資源エネルギー庁の幹部が、日本の原子力政策を説明する中で、「日本としては、2030年に原発比率15%とする方針だ」と明言したというのだ。そして、その先については「2030年代末にゼロにする」と説明した。こんなことが、いつ政府の方針になったのか。
特に2030年15%というのは、原子力規制委員会が安全基準さえ作っていない現実と、国民の大半が15%シナリオを拒否したということを忘れて、官僚が独断で15%シナリオを外国政府に説明していることになる。
どこまでこの国は官僚主導なのか。あらためて考えさせられた。
(古賀茂明ブログから)
そこに参加していた経産省資源エネルギー庁の幹部が、日本の原子力政策を説明する中で、「日本としては、2030年に原発比率15%とする方針だ」と明言したというのだ。そして、その先については「2030年代末にゼロにする」と説明した。こんなことが、いつ政府の方針になったのか。
特に2030年15%というのは、原子力規制委員会が安全基準さえ作っていない現実と、国民の大半が15%シナリオを拒否したということを忘れて、官僚が独断で15%シナリオを外国政府に説明していることになる。
どこまでこの国は官僚主導なのか。あらためて考えさせられた。
(古賀茂明ブログから)