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福島市の瀬戸市長、大阪市訪問で、「放射能から頭が離れ すっきり」と発言(各紙)

2013-01-15 22:22:11

瀬戸孝則福島市長
瀬戸孝則福島市長
瀬戸孝則福島市長


福島市の瀬戸孝則市長は15日、大阪を訪問、大阪市役所で橋下徹大阪市長と会った。瀬戸市長は、橋下市長との会談時の冒頭のあいさつで「久しぶりに放射能から頭が離れまして、すっきりしているところでございます」と発言した。一部、マスコミから「福島市長なのに」と、発言の真意を問われた。ただ、市長も人間、「放射能問題を考えない日々を送りたい」というのは、福島全体の人々の素直な気持ち。悪いのは事故を起こし、処理ができない東京電力だが。

瀬戸市長は記者団からの質問に対して、「毎日放射能に追っ掛けられているから、放射線量とか食品検査とか風評被害だとか賠償だとか、そんなことで(頭が)いっぱいですからね」と、「すっきり」発言の意味を説明した。

福島第1原発事故を受け、除染問題が深刻になっている点についても、「除染後の廃棄物については(自分たちの土地以外に)持っていくところがない。自分のところの庭に安全に(保管)。意外とセシウムっていうのは安全に保管できるんですよ」と語った。

瀬戸市長は、震災後、神戸大学の山形教授から、「市長は山形に避難して、公用車で福島に通っている」と、批判されたが、山形教授が誤解だとしてその後、謝罪する騒ぎがあった。