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東北電力・東通原発 「活断層の可能性高い」 規制委調査団が大筋合意(各紙) 再稼働遠のく
2013-02-18 13:21:45

東北電力東通原発(青森県)の敷地内断層を調べた原子力規制委員会の現地調査団は18日、会合を開き、同原発敷地内の複数の断層について「13万~12万年前以降に活動した活断層の可能性が高い」との報告書案とすることで、大筋で合意した。今後、他の専門家からも意見を聞いた上で最終報告を取りまとめ、規制委に提出するが、同原発の再稼働の見送りはほぼ確実になった。
報告書案では、敷地内を南北に走る「F―3」や「F―9」の断層について、その上部の比較的新しい年代の地層に歪み等がみられ、変動地形もみつかったことを指摘。これらの状況から「活断層である可能性が高い」と結論づけている。これまで東北電はこうした断層の変形について、「風化した地層が水を吸って膨らみ、上の地層を押し上げた」と主張していた。報告書案は、そうした主張では、断層が小石を引きずり込んでいる変位を説明できないなどとして、「東北電力の説明は根拠に乏しい」と退けた。1号機近くの断層「f―1」についても、取水施設の真下を通ることから、耐震安全上の検討がさらに必要と付記した。
規制委の有識者会合が「活断層」との判定を出すのは、日本原子力発電敦賀原発に次いで2カ所目。ただ、東通の場合は敦賀と異なり、断層は原子炉建屋の真下を通っていないことから、再稼働できる可能性が残るともいえるが、断層の変形を是正するための耐震補強工事の程度や、想定される将来地震の揺れの大きさの試算等に相当な時間を要することから、再稼働は当面不可能といえる。また東北電は14日に電気料金の値上げを政府に申請したが、その値上げ案では東通1号機を2015年7月に再稼働する計画を含めているため、申請の見直し、値上げ時期のずれ込み等が生じる可能性もある。

































Research Institute for Environmental Finance