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基準値超の食品控えた結果、内部被ばく線量が低下(福島民友)

2013-02-24 22:42:53

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GP014ZDホールボディーカウンター(WBC)検査の現状や課題を協議する第3回WBC学術会議・第1回県WBC研究会は23日、福島市で開かれた。研究発表では、日常食べているものが放射性物質検査を通ったものかどうかで内部被ばく線量に大きく違いが見られることなどが示された。

福島医大放射線健康管理学講座の主催。

震災復興支援放射能対策研究所の二瓶正彦さんは、イノシシ肉や原木シイタケなどを食べてきた人のデータを示し、基準値超の食品を控えることで内部被ばく線量が下がってきているとした。長崎大の森田直子さんの発表でも、本県の専業農家の事例で、自家栽培の作物を食べ続けている場合に追加被ばくが見られることが示された。

 

このほか、早野龍五東大大学院教授は「2011年7月の南相馬市立総合病院におけるWBC測定データを見直す」と題して発表。同病院で11年7~9月に椅子型WBC、その後導入した高精度のWBCの両方で測定した人のデータが複数見つかったことから、高精度WBCの結果を基に、当時の測定結果を解析した。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0224/news11.html