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「事故前から睡眠障害」 福島・川俣町の原発自殺訴訟で東電 (福島民友) 命を値切るな!

2013-02-28 08:01:33

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fukushima9eb0ace7cb87e6c28f0928b2a588efde-300x226東京電力福島第1原発事故による避難を苦に家族が自殺したとして、川俣町の渡辺はま子さん=当時(58)=の遺族が東電に約9100万円の損害賠償を求めた訴訟の第3回口頭弁論は26日、福島地裁(潮見直之裁判長)で開かれた。東電側は「はま子さんは原発事故前から睡眠障害だった」とする準備書面を提出、はま子さんを診察した主治医の陳述書を提出するよう遺族側に求めた。次回は5月14日午後2時30分から。
遺族側は「医学文献に基づき、はま子さんは原発事故でうつ病を疾患したといえる」とする準備書面を提出。東電側は「自殺の要因には環境変化なども影響している」とした上で、「原発事故と自殺の因果関係を認めるにしても、心因的要因を考慮し、損害額を減額する必要もある」と指摘した。
遺族側は今後、主治医の陳述書を用意。自殺直前のはま子さんの状況をまとめ、うつ病の疾患と自殺の因果関係を立証する方針。

http://www.minyu-net.com/news/news/0227/news6.html