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埼玉県の空間線量測定費 東電「賠償の対象外」(東京) 千葉も、神奈川も 門前払いということか 「ゴー慢東電」

2013-03-07 12:33:34

TEPCOhonsha
TEPCOhonsha東京電力が、福島第一原発事故関連の損害賠償を求めている埼玉県に対し、県が学校などで行った空間放射線量測定費用を賠償の対象外とする、と伝えていたことが分かった。東電は「政府の指示で実施を余儀なくされた検査ではない」と説明したが、県は「県民の安心・安全のために測定は不可欠だった」として、東電に見直しを申し入れた。


 埼玉県は昨年八月、二〇一一年三月~一二年三月分の計約三億円を東電に請求した。




 この中には汚染土壌や廃棄物の処理費のほか、県内の小中学校や高校の校庭などで放射線量を調べるための測定機八台(計約三百七十万円)や、測定時の人件費なども含まれている。




 東電が二月に県に配布した資料では原発事故後の放射線量について、文部科学省が全国のモニタリングポストなどで測定した結果、「一定の安全は確保されている」と指摘。自治体独自の線量測定は「政府の指示で実施を余儀された検査ではなく『必要かつ合理的な検査』に当たらない」として、測定費を賠償対象外とした。

 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2013030702000138.html