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原発データを電力会社にリークした元原子力規制庁審議官 名雪哲也氏が山形大教授に 大学で何を教えるのか 情報漏えいの方法か?(各紙)

2013-03-31 09:33:24

元原子力規制庁審議官の名雪哲夫氏
元原子力規制庁審議官の名雪哲夫氏
元原子力規制庁審議官の名雪哲夫氏


各紙の報道によると、元原子力規制庁審議官の名雪哲夫氏が山形大に出向することになった。文部科学省が31日に発表した同日付で大学に行く。規制庁審議官在任中、電力事業者に資料を漏えいした問題で処分、更迭された。

山形大では教授に就任予定で、放射線分野の研究をするという。名雪氏は1月、日本原子力発電敦賀原発(福井県)の断層調査をめぐり、原子力規制委員会の調査団が評価会合を開く前に、日本原電の求めに応じて報告書原案の情報を手渡していた。また内規に違反して1人で日本原電側と面会していた。規制庁は2月1日付で名雪氏を訓告処分とし、出身官庁の文科省に出向させていた。