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福島第1原発で ヒューマンエラー(誤作動)によって 汚染水設備が一時停止(福島民友) 停電事故に次ぐ

2013-04-05 11:42:29

使用済核廃棄物の保管プール
使用済核廃棄物の保管プール
使用済核廃棄物の保管プール


東京電力は4日、福島第1原発で先月30日から試運転中の汚染水処理施設「多核種除去設備(ALPS)」が一時運転を停止したと発表した。作業員が操作ボタンを押し間違えたことが原因。外部への汚染水漏れなどの異常はないとしている。
東電によると、ALPSはタッチパネルにペン先で触れて操作する。作業員が水位確認の操作をしようとして画面に触れ、切り替わったパネルで処理水を貯蔵するタンクの切り替えを誤って指示。4日午前5時23分ごろ、運転が停止し、約1時間10分後に再起動した。東電は、ペンを使用した操作をマウス操作に切り替え、機器の操作を行うスイッチは二重の指示で動作するなど、再発防止策を実施した上で試運転を再開するとしている。
ALPSは、放射性セシウムしか除去できない従来設備に比べ、約60種類の放射性物質を取り除くことができる。試運転は除去性能を確認するため約4カ月間行われる予定。

http://www.minyu-net.com/news/news/0405/news3.html