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東電福島原発の地下貯水槽の”ダダ漏れ”事件 水圧でシート破損が原因か、東電見解(各紙) 手抜き工事の可能性浮上

2013-04-08 12:02:55

貯水槽の断面図を描いて説明する尾野本部長代理。=7日、東電本店
貯水槽の断面図を描いて説明する尾野本部長代理。=7日、東電本店
貯水槽の断面図を描いて説明する尾野本部長代理。=7日、東電本店


東京電力福島第1原発の地下貯水槽から相次いで汚染水が漏れた問題で、東電は7日、漏水の原因について、保管してある汚染水の水圧で、貯水槽に敷いた防水シートが破損した可能性があるとの見解を示した。水圧の計算が疎かな設置は“手抜き”というのではないか?。
 東電によると、3枚敷いたシートのうち貯水槽の内側から2枚目のシートと外側の1枚のシートの間には、水漏れを調べる管が設置されている。管の先端は地表でシート端の部分を貫通する形で接着しているが、水圧でシートが下に引っ張られ、接着部分に隙間が生じた可能性がある。

 

この箇所は手作業でシートを貼り合わせていた。また、貯水槽を造った際に出たコンクリート片などの突起物がシートの下に残っていたことも想定され、水圧がかかることで突起物がシートを突き破ったケースも考えられるという。

http://www.minyu-net.com/news/news/0408/news8.html