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高速増殖炉「もんじゅ」  発電機の試験運転で黒煙(NHK)  「よくあることなので、国民の方は気にしないでください」という感じ?

2013-05-03 01:47:04

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monjyu20120619k0000m010149000p_size5福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」で非常用の発電機の試験運転を行った際、職員が操作の手順を誤ったため、黒煙が出て火災報知機が鳴るトラブルがありました。


 

4月30日午後2時半ごろ、福井県敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」で月に1度行われている非常用のディーゼル発電機の試験運転を行っていたところ、発電機から黒煙が出て火災報知機が鳴りました。


 

日本原子力研究開発機構によりますと、試験運転の際は発電機にたまったガスを排出するために弁を開け、運転前に再び閉める必要がありますが、作業に当たった職員が12個ある弁のうち6個を閉め忘れたまま起動させたため黒煙が出たということです。

 

このトラブルで、もんじゅの設備に影響はないということですが、3台ある非常用の発電機のうち、点検中の1台を含む2台が同時に使用できなくなり、日本原子力研究開発機構は保安規定の「運転上の制限を逸脱した」として、国の原子力規制委員会に報告しました。日本原子力研究開発機構は「こうしたトラブルを再発させないよう、細心の注意を払って作業に取り組むことを徹底していきたい」としています。

 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130430/k10014290921000.html