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茨城東海村 J-PARCの放射能漏れ事故、放射性物質を排気ファンで排出 「軽い気持ちで」(毎日)

2013-05-26 19:39:24

放射性物質が管理区域外に漏れたハドロン実験施設の内部=茨城県東海村の日本原子力研究開発機構原子力科学研究所で2013年5月25日、西本勝撮影
放射性物質が管理区域外に漏れたハドロン実験施設の内部=茨城県東海村の日本原子力研究開発機構原子力科学研究所で2013年5月25日、西本勝撮影
放射性物質が管理区域外に漏れたハドロン実験施設の内部=茨城県東海村の日本原子力研究開発機構原子力科学研究所で2013年5月25日、西本勝撮影


茨城県東海村の加速器実験施設「J−PARC(ジェイパーク)」での放射能漏れ事故で、担当者は放射性物質の種類を把握しないまま、施設の排気ファンを回していたことが25日、分かった。放射性物質の量が半分になる半減期は元素の種類で異なる。半減期が長い物質ほど汚染が長期化する。原子力機構から国などへの報告遅れを含め、危機意識の低さやずさんな管理が露呈した。

事故が起きた23日午前11時55分から約1時間半後、施設内で放射線量が上昇。現場では低減を図ろうと、排気ファンを回した。放射性物質の漏れを防ぐフィルターは未装着だった。担当者は「放射性物質の正体を突き止めようとしないまま、軽い気持ちでファンを操作した」と打ち明ける。

さらに「汚染が管理区域内にとどまっている」(幹部)と信じ、国の法令で報告対象となる施設外漏えいを確認したのは、24日午後6時ごろ。国への報告はさらに約3時間後で、発生から1日半近くたっていた。【岡田英、大場あい】

 

http://mainichi.jp/select/news/20130526k0000e040122000c.html