|HOME
|代かき行わず田植え 下層汚染土の影響抑える(福島民友) 「汚染土をかき上げる恐れが少ないと期待される」と そうまでして田植えか |
代かき行わず田植え 下層汚染土の影響抑える(福島民友) 「汚染土をかき上げる恐れが少ないと期待される」と そうまでして田植えか
2013-05-28 11:44:36
福島県は27日、楢葉町山田岡の水田で、代かきを行わない新農法「無代かき田植え」の実演会を開いた。10月に収穫して効果を検討、作付け再開を目指す地域の稲作安定生産推進を支援する。
同農法では、特殊な機械を使い入水前のほ場を高精度で平らにする。そのため、通常入水後に行う代かきを行わずに田植えが可能という。県によると、廃棄土壌が出ない効果的な除染対策として位置付ける「反転耕」と組み合わせ、新農法は下層に入れ替えた汚染土をかき上げる恐れが少ないと期待される。
福島県は、同町が本年度実証栽培する水田3.4ヘクタールのうち、0.6ヘクタールを実証ほ場として使用。昨年10月、田んぼの表土と深部の土を入れ替える「反転耕」を実施し、3月には特殊な機械を使用して田んぼをならしていた。南相馬市の実証ほ場でも同農法を行う。
http://www.minyu-net.com/news/topic/130528/topic6.html