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ベラルーシ報告書を初邦訳 チェルノブイリで最大被害 日本への教訓(東京)

2013-06-06 22:34:59

chelynobyli2013060601001940
 

チェルノブイリ原発事故に関するベラルーシ政府報告書の邦訳書刊行を記念して開かれたシンポジウム=6日午後、東京都千代田区
チェルノブイリ原発事故に関するベラルーシ政府報告書の邦訳書刊行を記念して開かれたシンポジウム=6日午後、東京都千代田区


1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故で、甚大な被害が出たベラルーシの政府が2011年に被害の実態や対策をまとめた報告書が初めて邦訳されたことを記念するシンポジウムが6日、東京で開かれた。

92年からベラルーシへの支援活動を続け、報告書を監訳したNPO法人日本ベラルーシ友好協会(秋田)の主催。ベラルーシは事故で飛散した放射性セシウムの約35%が降り注ぎ、国土の約23%が汚染地域となった最大の被害国とされる。

友好協会の佐々木正光事務局長はシンポジウムで、東電福島原発事故に触れ「ベラルーシの経験を無駄にしないでほしいというのが全てだ」と述べた。

 

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013060601001795.html