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江戸川でまたセシウム基準超過のウナギ 140ベクレル 出荷自粛要請(FGW)

2013-06-10 00:42:55

残念ながら江戸前のウナギは危険なのだ
 各紙の報道によると、千葉県は同県市川市を流れる江戸川で捕れたウナギから食品基準値(一㎏当たり100ベクレル)を上回る140ベクレルの放射性セシウムが検出されたことを発表した。江戸川では今春にも、ウナギから158.9ベクレルのセシウムを検出していたが、千葉県は公表を遅らせていたことが発覚している。

基準超のセシウムを検出したウナギは、同県が調査のために3日に捕獲した4検体のうちの1検体。このため、県は同側への入漁権を持つ地元の漁協等に、出荷自粛を要請するとともに、個人の釣り客らへの周知も呼びかけている。

江戸川では、今年春にも基準超のウナギが研究者によって捕獲され、水産庁に届け出た。ところが、同庁が河川が流れる千葉県と東京都に通報したにもかかわらず、両都県とも追加調査をせず、さらに基準超のウナギが検出されたことを住民に周知しないでいたことが判明している。同川では伝統的にウナギ漁も行われているが、一昨年の東日本大震災以降は、地元漁協によるウナギン出荷はないという。しかし、個人の釣り人などが釣り上げている可能性は否定

残念ながら江戸前のウナギは危険なのだ
残念ながら江戸前のウナギは危険なのだ




今回、改めて基準超のウナギが検出されたことで、同河川の他の水産物の汚染状況も気にかかるところだ。