一般社団法人環境金融研究機構 | Research Institute for Environmental Finance: RIEF

各紙の報道によると、浜岡原発（静岡県御前崎市）の立地地元の牧之原市は２０日、２６日に開かれる中部電力の株主総会に提出される「原発からの撤退」などを掲げる議案について、「賛否をつけがたい」として白票を投じる方針を決めた。

西原茂樹市長が、同日開いた市議会全員協議会で、明らかにした。同市は約千株を保有する中部電の株主で、昨年の総会では「脱原発」を求める議案に賛成していた。

市によると、白票を投じるのは定款の一部の変更を求める７議案。

西原市長は「浜岡原発の廃止措置などについては、国が責任を持って、最終的に方針を示して判断すべきことだ」などと判断の理由を説明した。