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「どんどん流出!」 東電福島第1原発井戸の放射性物質濃度 さらに急上昇 3日間でセシウム90倍 27000ベクレルに!(各紙)

2013-07-09 10:44:13

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fukushimaidoa0292602_22565883東京電力は9日、福島第1原発の海側の観測用井戸で高濃度の放射性物質が検出されている問題で、2号機タービン建屋東側の井戸で採取した水から1リットル当たり9千ベクレルのセシウム134と、1万8千ベクレルのセシウム137、合計27000ベクレルを検出した、と発表した。5日の採取分と比べ、それぞれ約91倍、約86倍に急上昇し、どんどん流出が進んでいることが明らかになった。

東電によると、地下水観測孔No.1-2からはこれまで5日に採取分でセシウム134が99ベクレル、同137は210ベクレルが最大値とされていた。今回の検出では大幅に流出濃度が高まっており、継続的な流出が続いていることを裏付けた。また、地下水観測孔No.2の測定でも、全ベータが1700ベクレルと過去最高値だった7月1日採取分の260ベクレルより7倍近い濃度になっている。
東電は「現時点で海への漏えいがあるかは判断できない。海水の検査を続けるとともに、護岸の地盤改良などの汚染防止策を進める」と説明しているが、第三者が客観的な視点で調査検証する必要がある。今回対象となった観測用井戸は、事故直後の2011年4月に、極めて高濃度の汚染水の海洋流出が確認された作業用の穴から北西に数メートルに設置されている。fukushimaido

 

http://www.tepco.co.jp/cc/press/2013/1228795_5117.html