HOME |福島第一3号機付近の立坑からは 基準の100万倍超過のセシウム検出 原発敷地の地下は超高濃度汚染!手がつけられない(各紙) |

福島第一3号機付近の立坑からは 基準の100万倍超過のセシウム検出 原発敷地の地下は超高濃度汚染!手がつけられない(各紙)

2013-07-12 20:44:02

高濃度のセシウムが検出される福島第一原発の観測井戸
高濃度のセシウムが検出される福島第一原発の観測井戸
高濃度のセシウムが検出される福島第一原発の観測井戸


東京電力は11日、福島第一原子力発電所3号機タービン建屋近くにある深さ約30メートルの立て坑内の汚染水を調べたところ、国が定めた許容限度の約100万倍にあたる放射性セシウム137を検出したと、発表した。


 

原子力規制委員会は、原発敷地に隣接する港近辺の観測用井戸から放射性物質が高濃度で検出されている問題に絡んで、この立て坑に滞留する汚染が漏洩している可能性があるとの見方を示している。このため、規制委では東電に対して建屋周辺に滞留している汚染水を早急に抜き取るよう指示を出したる。


 立て抗の汚染水調査は10日に行われた。その結果、水深1メートルの場所で、セシウム137が1リットル当たり実に1億ベクレルという高い値を検出した。6月までに調査が行われた2、4号機の立て坑内の濃度と比べると、10~1000倍も高い。

東電は海から約25メートルの井戸で7日に採取した地下水から、ストロンチウム90が同1200ベクレル検出されたと発表した。