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田中原子力規制委員長の 故郷の海に「汚染水放出発言」に 地元福島県漁連が反発(福島民友)

2013-07-27 20:41:40

福島出身だが、「福島ムラ」より「原子力ムラ」の田中俊一原子力規制委員会委員長
福島出身だが、「福島ムラ」より「原子力ムラ」の中俊一原子力規制委員会委員長
福島出身だが、「福島ムラ」より「原子力ムラ」の田中俊一原子力規制委員会委員長


福島市で26日に県漁連が開いた組合長会議では、東京電力福島第1原発の汚染水処理をめぐり、放射性物質を除去して濃度が基準値以下となったことを前提に海への放出を認めることに言及した原子力規制委員会の田中俊一委員長(福島市出身)に対し、組合長側から「汚染水を薄めても、海に流すことは簡単には認められない」と反発する声が上がった。
水産庁の担当者らが会議に同席したことから、出席者は「(規制委の)関係者は海への放出の影響を漁業者ほど真剣に捉えていない。対応を誤らないように進めてほしい」と念押しした。

 
野崎哲会長は全漁連を通じて田中委員長の発言の真意を確認していると報告。「原子炉建屋を通った(汚染された)水は海に流させないという立場は変わらない」と強調した。

 
政府と東電が策定した福島第1原発1~4号機の廃炉工程表には「汚染水を安易に海へ放出しない」などと明記されている。野崎会長は「工程表で担保されている」との見解を示した。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/0727/news11.html