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放射能汚染水の海洋流出が確実視される福島原発近接の大熊町で 420ベクレルのシロメバル採取(FGW)

2013-08-01 14:50:51

420 ベクレルの放射能が検出されたシロメバル
420 ベクレルの放射能が検出されたシロメバル
420 ベクレルの放射能が検出されたシロメバル


福島県の発表によると、先月23日、東京電力福島第一発電所が立地している福島県大熊町周辺の海域で採取されたシロメバルから420ベクレル(1kg当たり)のセシウムが検出された。セシウムの構成は半減期の長いセシウム137が288ベクレル、134が136ベクレルだった。福島県は検出されたシロメバルの放射能汚染と、直近の汚染水の海洋流出の関係について詳しく調べるとしている。

 

福島県の調査は、定期的に実施している緊急時モニタリング検査で、県内で167品目の水産物を調べた。このうち今回の調査で、食品安全基準の100ベクレルを超過したのは、大熊町のシロメバルのほか、伊達市石田川のヤマメ200ベクレルの2品だけだったが、基準値と同じ100ベクレルを記録した南相馬市のシロメバル、エゾイソアイナメ(ドンコ)、大熊町のアイナメ、93ベクレルのいわき市のムシガレイなど、基準近接値を示した魚類が少なくなかった。

 

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/mon250717-29f.pdf