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東電福島第一原発観測用井戸から 人体の骨に蓄積するストロンチウムなど放射性物質濃度が5万6000ベクレル 先週比46倍に上昇(福島民友)
2013-08-06 12:16:23
東京電力福島第1原発で地下汚染水が海に流出している問題で、東電は5日、2号機タービン建屋東側の観測用井戸で同日採取した水から、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり5万6000ベクレル検出されたと発表した。
この観測用井戸から初めて水を採取した7月31日の時点では、ベータ線を出す放射性物質濃度は同1200ベクレルだったため、約46倍に急上昇した。東電は6日も水を採取する方針。
ガンマ線を出す放射性物質濃度も約15倍に上がり、セシウム134(半減期約2年)は同310ベクレル、セシウム137(同約30年)は同650ベクレル検出した。
東電によると、この井戸は、同29万ベクレルのトリチウムが検出された別の井戸から建屋側に約15メートルの地点にある。汚染水がたまっているとみられる電源ケーブル用の地下道(トレンチ)から約5メートル離れている。
東電は「トレンチの汚染水の影響を受けた可能性があるが、現時点では判断できない。この井戸は2回目の調査なので、継続して傾向を分析していく」としている。
http://www.minyu-net.com/news/news/0806/news9.html