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放射能汚染水流出で不適切発言 「マーライオン」と原子力規制委の更田豊志氏 (福島民報)

2013-08-13 08:39:44

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fuketaPN2013011701001994_-_-_CI0003原子力規制委員会の更田豊志委員は12日、東京電力福島第1原発の汚染水対策を検討する作業部会で、2年前の事故当初に発生した高濃度汚染水の海洋流出について「(規制委内部では)マーライオンと呼んでいる」と発言、後に不適切な発言だったと謝罪した。

上半身がライオンで下半身が魚のマーライオンはシンガポールのシンボルとして有名で、海に向かって口から水を噴き出している。

更田氏は事故直後の「非常に大きな漏えい」に関してマーライオンに例えた。2011年4月、2号機取水口付近にある作業用の穴(ピット)周辺で亀裂から汚染水が海に大量流出しており、この様子を指した発言とみられる。更田氏は、日本原子力研究開発機構原子力基礎工学研究部門副部門長を経て、規制委委員を務めている。

 

http://www.minpo.jp/globalnews/detail/2013081201002210