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東北電力女川原発近くで風船千個飛ばす 放射能物質の拡散調査 再稼働反対の住民ら(各紙)

2013-08-18 19:21:06

女川原発の再稼働に反対し、事故発生時に放射性物質がどこまで拡散するか調べようと風船を飛ばす人たち=18日午後、宮城県女川町
女川原発の再稼働に反対し、事故発生時に放射性物質がどこまで拡散するか調べようと風船を飛ばす人たち=18日午後、宮城県女川町
女川原発の再稼働に反対し、事故発生時に放射性物質がどこまで拡散するか調べようと風船を飛ばす人たち=18日午後、宮城県女川町


各紙の報道によると、東北電力女川原発(宮城県女川町、石巻市)の再稼働に反対する宮城県内の地元住民らは18日、万一、原発事故が発生した時に、同原発から流出する放射性物質が、どう拡散するかを調べるため、原発から約7キロ離れた女川港(女川町)で約千個の風船を飛ばした。

この日の風船調査には、地域の家族連れなど約100人が参加した。参加者は、用意された色とりどりの風船に付けたカードに「子どもたちの未来に原発は残しません」などのメッセージを書き込み、一斉に青空に向けて飛ばした。この日の女川湊周辺では、南西の風が吹いていたため、風船は石巻市雄勝方面へ流れたという。

風船に付けられたカードには、風船を拾った人に発見場所を知らせてもらえるように、主催団体の連絡先などが書かれている。一定の回収数に達したのちに、主催団体で集約して公表する予定。