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福島第一原発タンク汚染水漏れ、深刻度「レベル3」相当 原子力規制委員会が修正発表(FGW)

2013-08-21 11:59:12

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 fukushimaosensui84897_136630原子力規制委員会は21日、東京電力福島第一原発で高濃度の放射能汚染水がタンクから漏れた問題で、国際原子力事象評価尺度(INES)が定める8段階の自己評価に照らして、上から5番目の「レベル3」(重大な異常事象)に相当すると発表した。規制委では当初、レベル1と暫定評価したが、高濃度の汚染水300トンの漏洩を重視し、修正した。

規制委は、漏洩した量汚染水300トンに含まれる放射性物質は24兆ベクレルと推計している。この推計値を踏まえINESの尺度に基づいて放射性物質の総放出量を計算すると、レベル3に該当するため、修正を検討することを明らかにしたる。

これまで日本で起きた原発事故は、一昨年3月11日の福島第一原発事故が最も深刻なレベル7に認定されたほか、99年に茨城県東海村で起きたJCO臨界事故がレベル4、 97年の旧動燃東海事業所でのアスファルト固化処理施設火災爆発事故と、一昨年3月の震災時の福島第二原発でも起きたトラブルが、レベル3と認定されている。今回の汚染水漏れは、過去3番目の深刻さと同水準ということになる。

規制委は19日、東電から少なくとも120リットルの汚染水が漏れているとの報告を受け、レベル1の「逸脱」にあたると暫定評価していた。