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2013年の世界の再生エネ発電容量 前年比17%増 日本の太陽光発電は2倍超に急成長 (共同)

2014-06-04 17:50:13

日本各地に誕生したメガソーラー
日本各地に誕生したメガソーラー
日本各地に誕生したメガソーラー


2013年末の世界の再生可能エネルギーによる発電設備の容量は、前年比約17%増の5億6千万キロワットに達したとする調査結果を、エネルギーの専門家らでつくる「21世紀の再生可能エネルギーネットワーク」(REN21、本部ドイツ)が4日までにまとめた。

日本の太陽光発電も容量が2倍以上になり、「(12年に導入された)固定価格買い取り制度の効果が表れた」と分析している。

REN21によると、昨年1年間で世界の太陽光発電は約1億キロワットから1億3800万キロワットに、風力発電は2億8300万キロワットから3億1800万キロワットに増えた。バイオマスなどの熱利用まで含めると再生可能エネルギーは世界の全エネルギー消費のほぼ20%をカバーし、原子力の2.6%を大きく上回った。

最も増えたのは中国で、以下、米国、ブラジル、カナダ、ドイツの順。中国では、再生可能エネルギーの新設容量が、化石燃料や原子力の新設容量を初めて上回った。

日本は太陽光発電が1年間で690万キロワット増えて1360万キロワットに達し、世界5位から4位に浮上。再生可能エネルギーへの投資額でも中国の542億ドル、米国の339億ドルに次ぐ286億ドルで世界3位だった。

風力発電は、中国が1610万キロワット増え、総容量が9千万キロワット超となりトップ。以下、米国、ドイツ、スペインの順だった。日本は、送電網への接続が思うように進まず停滞が目立った。

 

http://www.47news.jp/CN/201406/CN2014060401000808.html