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「一関には放射性物質」 中部大教授発言で市長抗議(岩手日報)

2011-09-07 13:30:39

武田邦彦中部大学教授
武田邦彦中部大学教授


 一関市の勝部修市長は6日、読売テレビ系列の番組「たかじんのそこまで言って委員会」で「一関には放射性物質が落ちている。子どもは東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」などと発言した中部大(愛知県)の武田邦彦教授にメールで抗議したことを明らかにした。 

 番組は4日午後1時30分から全国ネットで放送。県内では放送されていないが、市は市民からの情報で問題発言があったことを知った。5日の市災害対策本部会議でこの問題が取り上げられ、勝部市長は同教授の発言をインターネットのユーチューブで確認した。

 

市によると、番組で同教授は子どもからの「東北の野菜とか牛肉を食べたら僕らはどうなるの」との質問に答える形で「一関市には海を通り放射性物質が落ちている」と述べた。

 「今農産物を生産するのは間違い」「畑に青酸カリがまかれた。青酸カリをのけてから植えてくれ」「悲しい現実だが東北の人を助けるには牛肉を食べるのではなく別の方法を政府は取るべき。除染してから取り組むべき」などとも発言。別の出演者が問題視したのに対し、発言を取り消すつもりはない意思を示した。

 これらの発言を受け、勝部市長は6日、同教授に「地元自治体の首長として強く抗議する。発言を取り消すつもりはないとも語っていたが本当に取り消す考えはないのか」とするメールを送った。

 勝部市長は「農家の感情を逆なでする非常識な発言だ」と憤る。

 読売テレビ視聴者センターは「教授による発言はあったが、番組打ち切りなどは決まっていない」としている。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110907_6