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鉢呂辞任を一番、喜んでいるのは経済産業省のようだ。

2011-09-12 00:02:48

鉢呂経済産業相が辞任したが、もともと、原発に慎重な姿勢で、就任後にこれまでの経済産業省・資源エネルギー庁で構成する「原発村」にくさびを打ち込む発言をしていただけに、「マスコミの言葉狩り」を一番、喜んでいるのは、経産官僚たちだろう。

▼エネ調に原発批判派 鉢呂経産相、委員入れ替え指示(北海道新聞9月5日の報道)

鉢呂吉雄経済産業相は4日のNHK番組で、政府のエネルギー基本計画の見直しを検討する経産省の「総合資源エネルギー調査会」について、「原子力政策に批判的な方も入れるよう(省内に)指示した」と述べ、これまでの原発推進路線を徹底検証する視点で、委員を入れ替える方針を明らかにした。

 

また鉢呂氏は調査会の議論について、インターネット中継を含め全面公開する方針も示した。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/316297.html

 

▼鉢呂経産相が、原発ゼロを明言。「着工前」は建設困難(共同9月6日)

 

鉢呂吉雄経済産業相は6日の閣議後の記者会見で、国内の原発の在り方について「野田佳彦首相の発言からいけば、ゼロになる」と述べ、将来的に原発をゼロにする方向を明言した。

 

中国電力上関原発(山口県)など本体工事に着手する前の原発については「実際の建設に着手していない計画段階のものは困難ではないか」と述べ、建設推進が難しいとの考えを示した。

 

一方で、中国電力島根原発3号機など工事が進んでいる原発の稼働については「なかなか議論があるところだ」と述べ、諮問機関の総合資源エネルギー調査会などでの議論を踏まえて判断したいとの意向を示した。

 

http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011090601000305.html

 

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