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被災3県の沿岸人口46%減 2040年の推計(岩手日報)

2011-09-26 12:30:38

岩手、宮城、福島3県の海岸から1キロ圏内の人口を、国勢調査を基に東日本大震災の影響を考慮に入れずに推計したところ、2005年の約22万3千人が40年には約12万1千人と、46%の減少が予測されることが24日、林直樹・電力中央研究所客員研究員の分析で分かった。同期間の3県全体の人口は25%減と推計している。

 推計は00年と05年の国勢調査結果を基に、一定の人口変動の傾向が続くとみなして予測する手法で実施。県別の40年の沿岸部の予想人口は本県が05年比49%減の約3万7千人、宮城は47%減の約5万7千人、福島では38%減の約2万7千人としている。

 また沿岸部の高齢化率は本県で17ポイント増の45%、宮城が16ポイント増の42%、福島が15ポイント増の38%に達するとみている。

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20110926_2